薬剤師の活躍フィールドは想像以上に多い。将来の選択肢を広げるチャンス。
求められる薬剤師のスキル

<製薬企業における薬剤師の役割>
○管理者としての役割
製薬企業には、国民の皆さんのより良い医療の実現を図るため、
品質、有効性及び安全性の確保された医薬品を安定的に
供給することが求められています。
このため、関係法令により薬剤師の設置が義務付けられています。

○薬学部出身者としての役割
製薬企業には薬学部出身者ばかりではなく、様々な人が働いています。
このため、薬剤師資格者としてだけではなく、薬の薬効や物性などをはじめとした、
薬学部出身者としての知識やスキルも求められています。

<多くの薬剤師が製薬企業で働く富山県>
○人口10万人あたりでは、富山県には全国を大きく上回る数の薬剤師の方が働いており、 特に医薬品関係企業においては、全国の2倍を超える薬剤師の方が勤務しています。
○先輩薬剤師の方が多数、富山県の製薬企業で働き、「くすりの富山」の発展を支えていますが、 各企業の製造や研究開発の各部門において、薬剤師が求められています。



このインターンシップで得られるもの
今回のインターンシップはそのような医薬品メーカーのリアルな現場を体験することで、
そこでの薬剤師が活躍できる様々なフィールドを知って頂き、みなさんの将来の選択肢を広げることを
目的としています。
同時に患者さんの病気への不安をやわらげるという社会貢献度の高い医薬品の開発や
品質管理など、製造現場でのやりがいに触れて頂きます。
さらには現場の先輩社員から病院・薬局での仕事とは異なる、医薬品メーカーならではのメリットや
キャリアに関する貴重な情報も得られる絶好の機会です。
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※ 2018年4月現在

富山県薬業連合会は、富山県内の医薬品製造業者を中心に、卸売業者、関連企業等を含め、
現在全140の企業等が加盟している団体です(2018年4月現在)。
今回のインターンシップには、その中から多くの有力メーカーが参加。
学生のみなさんは短期間で一人2企業での実務体験を受けることができます。
「薬都とやま」の医薬品業界のリアルな現場を、間近で体験できる絶好の機会です。

実習は各クールともに月曜から金曜までの5日間。
月曜日は、まず富山県薬業連合会にて富山県内の医薬品産業の概要を主に学んでいただきます。
火曜日からは、いよいよ各企業に赴いて実務研修開始。現場ならではの就業経験を積んでください。
火・水曜日で1企業、木・金曜日で別の1企業というシフトで、1クールのうちに2社での実習が受けられます。

1グループ2社のインターンシップに参加できます。
※ご希望のグループをお選びください(応募者多数の場合、ご希望に沿えない場合があります)。


薬学部(6年制)または大学院在学中の方で、「薬剤師」資格取得(見込)の方
薬学部3年生、4年生の方も歓迎

※両クールとも7/1(日)に締め切ります。お早めにご応募ください。
元禄元年(1690年)「富山のくすり」を一躍有名にする事件が江戸城でおき
ました。福島県岩代三春藩主秋田河内守が突然、激しい腹痛を起こしましたが、
そこに居合わせた富山藩主前田正甫公が、常備のくすりを与えたところ、たち
まち痛みがおさまったというのです。これを目撃した諸公が、こぞって富山の
くすりを売り広めてほしいと要望したため、前田正甫公は松井屋源右衛門に調
剤を命じ、八重崎屋源六に行商させたといわれています。

拡大する富山の医薬品生産
平成27年の医薬品生産金額は、過去最高の7,325億円となり、全国1位となりました。 平成29年度以降も900億円を超える設備投資が行われる予定です。
多種多様なメーカー
富山県の製造業者数はぜんぶで82社。製造所数は103ヶ所(平成29年1月1日現在)。新薬、ジェネリック医薬品から一般用(OTC)医薬品、配置薬、原薬まで多種・多様なメーカーが存在しています。
高い技術力
技術力もトップクラス。GMP(医薬品の製造管理及び品質管理の基準)に適合した高品質の製造管理技術を有するとともに、錠剤、カプセル剤等の内服固形剤のほか、貼付剤や軟膏剤等の外用剤、点眼剤などの特殊製剤にも高い技術力を有しています。
関連産業の集積
環境にも恵まれています。富山県には原料メーカーをはじめ、製剤機器や容器、包装資材のメーカーのほか、添付文書やパッケージの印刷メーカーなど、医薬品製造業を支える関連産業の集積があり、医薬品を一貫して製造できる環境が整っています。

県内薬業界・富山県等からの寄付により、富山大学に次の「寄付講座」を設置し、
医薬品製品開発、創薬探索研究等に対する支援を行っています。
「免疫バイオ・創薬探索研究講座」の設置(富山大学大学院医学薬学研究所内)

また、ノバルティス、ロシェという世界的製薬企業のあるスイス・バーゼルとの
交流協定の締結や、公的機関による研究・開発体制など、県の支援が充実しています。
スイス・バーゼルとの交流協定締結
富山県薬事研究所での研究開発
富山県薬用植物指導センターでの研究開発


さらなる飛躍に向けた戦略的な取り組みを推進し、国内はもとより
“世界へ羽ばたく「薬都とやま」”の実現に向けて、産学官が一体となってチャレンジしています。

今回のインターンシップは医薬品メーカーでの仕事内容はもちろん、観光地や居住地としても人気の高い富山のまちの魅力も実感できる絶好の機会です。3000m級の山々が連なる北アルプス立山連峰から富山湾、日本海へと広がる豊かな自然。世界遺産「五箇山合掌造り集落」や全国から約25万人が見物に訪れる「越中八尾おわら風の盆」に代表される伝統文化。
さらには、ブリのお刺身や“ますのすし”で知られる新鮮な海の幸や山の幸。学生のみなさんにとってはうれしい、安くてうまいご当地B級グルメも豊富。黒いスープが強烈なインパクトを誇る「ブラックラーメン」、コロッケ消費量日本有数の街で育まれた「高岡コロッケ」、TV番組で紹介されて人気沸騰の「白えびバーガー」など全国にファンをもつグルメが満載。
そして、2015年3月14日には北陸新幹線がついに開業しました。東京~富山間が2時間8分で結ばれることで首都圏からの観光客やビジネス客の大幅な増加が見込まれ、富山はますます都市としての発展を遂げることが期待されています。住むまち、働くまちとしての利点も一段と高まってくるでしょう。

協力:富山県観光公式サイト とやま観光ナビ